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新宿歌舞伎町の性感染症|避妊具と性病予防の正しい知識

新宿歌舞伎町の性感染症クリニックが解説|避妊具と性病予防の正しい関係

「コンドームをつけていれば性病は大丈夫?」
「ピルを飲んでいるから、避妊も感染症も安心だと思っていた」

避妊と性感染症(性病)の話は、よくごちゃ混ぜにされますが、医学的には「妊娠を防ぐ」方法と「性感染症を防ぐ」方法は別物です。

シティライトクリニック歌舞伎町は、新宿・歌舞伎町エリアで夜22時まで診療している性感染症クリニックです。
当院では、クラミジア・淋病・梅毒・HIVなどの性感染症検査・治療に加え、避妊具を含めた予防の相談も行っています。


1. 避妊と性感染症予防は「別の話」です

まず押さえておきたいポイントは次の通りです。

  • ピル・IUD(子宮内避妊具)・ホルモン注射など:
    妊娠はしっかり防げますが、性感染症の予防効果はありません
  • コンドーム(外用/内用)やデンタルダム
    精液・膣分泌液・血液などの体液や粘膜どうしの接触を物理的に遮断し、多くの性感染症のリスクを下げることができます。

つまり、「妊娠も感染症も、両方しっかり守りたい」場合は、バリア法(コンドーム類)が必須になります。


2. 外用コンドーム(いわゆる男性用)の仕組みと効果

一般的なゴム製コンドーム(外用コンドーム)は、ペニスを覆うことで、

  • 精液・膣分泌液・血液などの体液の交換
  • 粘膜どうしの直接接触

を物理的に遮断します。

世界保健機関(WHO)や各国の公的機関は、

  • 「正しく」「毎回」使った場合、コンドームは多くの性感染症(HIV・淋病・クラミジア・梅毒など)と望まない妊娠を予防するうえで非常に有効
  • ただし、100%ではなく、使い方のミスや破れ・ズレがあると効果が下がる

と説明しています。

避妊効果の数字だけを見ても、きちんと使った場合、妊娠予防は90%台後半の高い効果があるとされています(「完璧使用」と「ふつうの使用」では差があります)。


3. 内用コンドーム(いわゆる女性用コンドーム)

内用コンドーム(女性用・レシピエント用コンドーム)は、膣の中や肛門側に挿入して使うタイプのコンドームです。素材はポリウレタンやニトリルなどで、

  • 受け手側から自分で装着できる
  • 外陰部の広い範囲を覆うため、外用コンドームよりカバー範囲が広い

という特徴があります。

研究では、外用コンドームと同様、正しく使用されれば妊娠予防と性感染症予防に有効であり、性能も外用コンドームと同等とする報告が増えています。


4. オーラルセックスとデンタルダム(ラップ)

オーラルセックス(口で行う性行為)でも、淋病・クラミジア・梅毒・咽頭クラミジア・咽頭淋菌などの性感染症は実際に感染します。

日本の厚生労働省も、オーラルセックスに関するQ&Aで、

  • 男性器にはコンドーム
  • 女性器にはラップなど(=市販のデンタルダムも含む)の利用

といったバリアの使用でリスクを下げられるとしています。

市販のデンタルダム(薄いゴム製のシート)や、食品用ラップを代用して、

  • 口と性器
  • 口と肛門まわり

の直接接触を避けることで、感染リスクを軽減できます。ただし、性器周辺の皮膚どうしの接触でもうつる感染症(性器ヘルペス・尖圭コンジローマなど)では、完全には防ぎきれないことがあります。


5. コンドームで防げる性感染症と、防ぎきれない性感染症

防ぎやすい性感染症(体液を介するもの)

コンドームは、以下のような体液を介して感染する性感染症の予防に特に有効です。

  • HIV感染症
  • クラミジア感染症
  • 淋菌感染症(淋病)
  • トリコモナスなど一部の原虫感染症
  • B型肝炎(性行為が感染経路の一つ)

粘膜同士の接触や体液の交換を遮断することで、感染リスクを大きく下げることができます。

一部しか防げない性感染症(皮膚接触がメインのもの)

一方で、次のような性感染症は、

  • 病変(できもの・水ぶくれ・イボ)がコンドームで覆われている部分なら予防効果が高い
  • しかし、陰茎の付け根・外陰部・肛門周囲などコンドームで覆えない部分に病変があると、接触だけでうつる可能性が残る

という性質があります。

  • 性器ヘルペス
  • 尖圭コンジローマ(ヒトパピローマウイルス/HPV)
  • 梅毒(しこりや潰瘍が外陰部などにある場合)

つまり、コンドームは「多くの性感染症のリスクを大きく下げる」一方で、「完全ではない」という現実を知っておくことが大切です。


6. 効果を最大限にする「正しい使い方」のポイント

コンドームの予防効果を最大限にするためには、次のようなポイントが重要です。

  • 毎回使う:行為の「1回だけ外した」が感染につながることがあります。
  • 最初から最後まで装着:挿入する前から、性行為が終わるまで外さないことが大切です。
  • サイズと素材を合ったものにする:きつすぎ/ゆるすぎは、破れやズレの原因になります。
  • 油性の潤滑剤はNG:ワセリン・ボディクリーム・オイル系ローションは、ラテックスを傷めて破れやすくします。水性またはシリコン系潤滑剤を使いましょう。
  • 殺精子剤入り(ノノキシノール9含有)の製品は、性感染症予防目的では推奨されません:粘膜を刺激して、かえってHIV感染リスクを上げる可能性が指摘されています。
  • 2枚重ねしない:ゴム同士がこすれて逆に破れやすくなります。
  • 包装・使用期限の確認:古いコンドームや、財布に入れっぱなしで傷んだものは避けましょう。

「なんとなく使う」ではなく、商品ごとの説明書を一度きちんと読むことも、立派なセルフケアです。


7. ピル・IUDなど他の避妊法との「併用」がベスト

ピル・IUD・ホルモン注射などは、妊娠予防としては非常に優れた方法です。しかし、

  • コンドームのように体液や粘膜の接触を遮断する効果はない
  • そのため性感染症の予防にはならない

とされています。

そのため、

  • 妊娠を強く避けたい → ピル+コンドーム
  • 長期避妊+性感染症予防 → IUD+コンドーム

といった「二重の守り」が推奨されることも多くなっています。


8. 避妊具だけではなく「検査」と「ワクチン」も大切

性感染症予防は、

  • コンドームなどの物理的な予防
  • 定期的な検査による早期発見・早期治療
  • ワクチンで防げるものはワクチンで防ぐ(HPVワクチン・B型肝炎ワクチンなど)

を組み合わせることで、はじめてリスクを大きく下げられます。

日本のガイドラインでも、コンドームの使用・予防接種・検査と医療機関受診による早期治療が、性感染症まん延防止に有効であるとされています。


9. 当院(シティライトクリニック歌舞伎町)でできること

当院は、新宿・歌舞伎町エリアで夜22時まで診療しているクリニックです。お仕事の時間帯の関係で昼間の受診が難しい方でも通いやすい診療時間になっています。

当院では、

  • クラミジア・淋菌・梅毒・HIVなどの
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