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睡眠を整える方法|医学的に正しい睡眠衛生を解説

睡眠を整える方法|医学的に正しい睡眠衛生を解説

睡眠を整える方法|医学的に正しい睡眠衛生を解説

シティライトクリニック新宿は夜22時まで診療しています。
不眠・寝つきの悪さ・生活リズムの乱れなど睡眠に関するご相談を幅広くお受けしています。

睡眠衛生(Sleep Hygiene)とは?

睡眠衛生とは、医学・睡眠学の観点から「良い睡眠を得るために整えるべき習慣や環境」のことです。 薬を使わず、生活習慣を整えることで睡眠の質を高める方法として、治療ガイドラインでも推奨されています。

睡眠が乱れると起こりやすい症状

  • 寝つきが悪い・夜中に目が覚める
  • 昼間の強い眠気や倦怠感
  • 集中力低下・頭のもやもや(ブレインフォグ)
  • 気分の浮き沈み・イライラ

医学的に正しい「睡眠を整える方法」

厚生労働省や睡眠研究の知見に基づき、重要なポイントをまとめました。

① 寝る時間より「起きる時間」を一定にする

体内時計は「起床時刻」で整います。 毎日ほぼ同じ時間に起きるだけで睡眠リズムが安定し、不眠改善につながります。

② 寝る前にスマホを見ない

スマホ・PCの光(ブルーライト)は脳に「朝だ」と勘違いさせ、入眠が遅れます。 理想は寝る1時間前に画面をオフにすることです。

③ 寝室の環境を整える

  • 室温:18〜26℃
  • 照明:暗め(暖色系)
  • ベッドは“寝る目的”以外に使わない

④ カフェイン・アルコールに注意

  • カフェイン(コーヒー・エナジードリンク)は6時間以上覚醒効果が続く
  • アルコールは一時的に眠くなるが、睡眠の質を低下させる

⑤ 入浴は就寝1〜2時間前がベスト

深部体温がスムーズに下がることで、自然な眠気が出やすくなります。

睡眠薬に頼る前にできること

睡眠薬は効果的な場合もありますが、まずは生活習慣の改善(睡眠衛生)が基本です。 医学的ガイドラインでも、睡眠衛生は治療の第一選択として推奨されています。

当院での対応について

当院では、不眠・生活リズムの乱れ・ストレスによる睡眠障害に関する相談を受け付けています。 必要に応じて生活改善アドバイスや、個々の状態に合わせたサポートを行っています。 夜22時まで開院しており、お仕事後でも受診しやすい環境です。

参考・外部リンク

※本記事は一般的な医学情報であり、症状が続く場合は医療機関の受診を推奨します。

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