
クリニックからのお知らせ
新宿・歌舞伎町|梅毒(シフリス)の症状・検査・治療【夜間対応】
梅毒(シフリス)とは|新宿・歌舞伎町の夜間診療で早期発見・早期治療
当院は新宿・歌舞伎町エリアで夜22時まで対応の精神科・内科機能を持つクリニックです。性感染症(STI)の一つである梅毒は、細菌(梅毒トレポネーマ)による感染症で、症状が乏しくても体内に残り進行することがあります。仕事や学業で日中受診が難しい方も、夜間の受診・検査をご利用ください。
梅毒の基礎知識:原因・感染経路・放置リスク
梅毒は主に性行為(口腔・陰部・肛門)を介して感染します。初期は痛みの少ないしこりや潰瘍が出ても自然に軽快することがあり、治癒と誤解されがちです。無症状の期間を挟んで全身症状や合併症が出るため、検査で確認することが重要です(WHO/CDC)。
梅毒の症状と進行(第1期〜晩期)
- 第1期:感染部位のしこり・びらん・無痛性潰瘍(自然軽快しても治癒ではない)。
- 第2期:体幹・手足などの発疹、リンパ節腫脹、倦怠感など全身症状。
- 潜伏期〜晩期:無症状ののち、心血管・神経などの合併症に至ることあり。妊娠中の感染は胎児への影響が大きく、厳重な管理が必要。
進行や合併症は日本のガイドや総説でも整理されています(日本感染症学会:梅毒診療の考え方/IASR特集)。
梅毒の検査ガイド:RPR/TP の見方と再検査のタイミング
血液検査は通常、非トレポネーマ試験(RPRやVDRL)とトレポネーマ試験(TP-PA など)の2種類を組み合わせます。経過観察では同一法・同一検査室で力価を比較し、4倍以上の変化を有意差と扱います(例:RPR 1:8 → 1:2)。
参考:CDC治療ガイド/CDCラボ推奨 2024
梅毒の治療とパートナー対応:ペニシリンが第一選択
第一選択はペニシリン系抗菌薬です。早期治療が合併症予防に直結します。再感染・治療不十分を避けるため、パートナーの同時検査・必要に応じた治療、指定時期での再検査(治癒確認)が重要です(CDC/WHO)。
夜間・不規則勤務の方へ:受診の遅れを防ぐコツ
シフト制や睡眠不足は受診の先延ばしや検査の遅れにつながり、無症状のまま感染が広がるリスクを高めます。「症状が乏しくても検査」が鉄則。接客業では接触機会が多いため、コンドームの適切な使用と定期検査が要(WHO:STIファクトシート)。
当院の特徴:夜22時まで・即日検査案内・新宿駅近
- 夜間対応:仕事帰りに来院しやすい時間帯。をご確認ください。
- 検査の選定:症状と接触歴に応じて、咽頭・直腸を含む必要検査(NAAT/血清)をご案内。
- 治療とフォロー:抗菌薬処方、パートナー受診の案内、RPR/TPの結果説明と再検査計画。
- メンタル面の支援:不安・不眠などの並行ケアも可能。
受診の目安:こんな時は早めに検査
- 症状が乏しくても、コンドーム不使用の機会があった/パートナーが陽性
- のど・肛門の違和感、皮疹、排尿時痛などが持続
- 妊娠中・妊娠を考えており、感染の有無を確認したい
梅毒は治療可能です。早く知り、早く対処することが最善の予防。まずは気軽にご相談ください。