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睡眠のコツ徹底ガイド|新宿・22時まで診療

睡眠のコツ徹底ガイド|新宿・22時まで診療

医学的に正しい「睡眠のコツ」——平易に解説

本記事は、医学的根拠に基づいた“今日からできる”睡眠のコツをやさしくまとめました。
シティライトクリニック新宿夜22時まで診療。精神科専門医ではありませんが、睡眠のご相談や生活アドバイスを行い、必要時は適切な医療機関のご案内もいたします。

睡眠の基本:2つのしくみ(ここだけ理解)

  • 体内時計(概日リズム):朝の光でリセット。夜の強い光は体内時計を「昼」に誤認させ、寝つきを悪化させます。
  • 睡眠圧(眠気の貯金):起きている時間が長いほど眠気が高まる。長い昼寝は夜の睡眠圧を減らしやすいです。

基礎は各公的サイトが解説: CDC: Sleep and HealthNHS: Sleep and tiredness

今日からできる「睡眠のコツ」10項目

1. 光のコントロール

  • 朝はカーテンを開け強い光を浴びる
  • 就寝前1〜2時間はスマホの強い光を避ける(ナイトシフト機能も活用)

AASM(米睡眠医学会): 光と睡眠

2. カフェインは切る時間が大事

  • コーヒー・エナドリは就寝6時間前まで

NHS: 寝つきのコツ

3. アルコールは「眠りの質」を落とす

  • 寝酒は浅い睡眠の原因。量と時間に注意

CDC: Alcohol & Sleep関連

4. 短時間の仮眠(ナップ)

  • 20〜30分のパワーナップが推奨。夕方以降は避ける

Sleep Foundation: Napping

5. 入浴は就寝90分前が目安

  • お風呂で体温を一度上げ、下がるタイミングで眠くなる

Sleep Hygiene(睡眠衛生)の推奨

6. 寝室環境を整える

  • 静か・暗い・涼しめ(目安18〜22℃)
  • 遮光カーテン、耳栓、アイマスクの活用

NHS: 寝室環境

7. 3-2-1ルール

  • 就寝3時間前:食事を終える
  • 2時間前:入浴・強い運動を終える
  • 1時間前:スマホや仕事をやめる

Healthy Sleep Tips

8. 週末の「寝だめ」は最小限

  • 起床時刻は毎日±1時間以内に

AASM: 健康的な睡眠習慣

9. 運動は寝つきと質を上げる

  • 日中の有酸素運動は◎。就寝直前の激しい運動は×

CDC: 運動と健康

10. ベッドは“眠る場所”に限定

  • 長時間の動画視聴・仕事は別の場所で。眠れない時は一度ベッドを離れる

NHS: 行動のコツ

夜勤・不規則シフトのための実践ガイド

タイミングコツ根拠・参考
勤務前 20〜30分の短い仮眠/軽いストレッチ CDC/NIOSH: 夜勤の睡眠
勤務中 強い光で覚醒をキープ/水分補給/カフェインは前半のみ NIOSH: Work Schedules
帰宅時 サングラスで朝光をカット/寄り道せず帰宅 Shift Work Tips
就寝前 遮光カーテン・耳栓・室温調整/就寝儀式を固定 AASM: 睡眠衛生

当院でできること(22時まで診療・予約不要)

  • 睡眠の困りごとを丁寧にヒアリング(不規則勤務にも配慮)
  • 生活リズム・光・カフェイン・仮眠などの実践アドバイス
  • 必要に応じて医療機関や検査へのご案内・情報提供

▶ 公式サイト:https://city-light-clinic.net/ / アクセス:https://city-light-clinic.net/access

※当院は精神科専門医ではありませんが、睡眠に関する相談を受け付けています。

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